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私たちの住んでいる都市にはいろいろな緑があります。歴史を感ずる社寺境内林、個性溢れる民家の緑、公共施設や企業地の緑、まちを修景する街路の緑等様々です。緑に期待されているもの、それは緑の被覆による温度低下や乾燥化の防止、大気の浄化、生物の生息場所の提供、異常気象の緩和等ですが、私たち一人一人が緑に対して小さな一助を行なう心構えが必要となっています。今、都市の緑を健全化し、しっかりと将来を見据えたまちづくりの方策が求められています。
ここでは、当社の富塚(樹木医)より都市の中の緑について考察いたします。
(語らいの場、憩いの場となる緑の道)
(当社の屋上緑化)
(当社がコンサルした水と親しむ原っぱ感覚の街区公園)
マイナス面
称名寺のシイ(C)色撮り撮り
※首賭けイチョウ(C)デジカメ日記
こうならないための方策
校庭の芝生化 若宮小学校校庭 (C)中野区
~健全な緑の育成・都市の景観づくりのために~
緑豊かで美しい都市は、健全で環境にも優れています。その主役が樹木を中心とする植物群です。しかしながら植物はあくまでも生命体の一員です。限られた空間、都市環境の中で懸命に生命を育んでいますが、過繁茂、病害虫、倒伏、根の発育による被害等、多くの課題を含んでいます。また昨今は管理費用の逓減も追い打ちとなり、都市の緑を囲む状況は厳しさを増しています。
このような中で、市民、民間、行政との協働による街づくり、緑の育成管理が今こそ必要な時はありません。(樹木医 富塚 武邦)